楽天モバイルの解約手続きは、オンラインで完結し非常に簡単です。ただし、いくつか注意点や事前確認事項もあるため、この記事ではその全体像を詳しく解説します。併せて、解約後の乗り換え候補や違約金の有無についても紹介します。
■ 楽天モバイルの解約手順（My楽天モバイルから）
- My 楽天モバイルにログイン
スマホまたはパソコンから「My 楽天モバイル」にアクセスしてログインします。 - 契約プランの表示画面へ
「契約プラン」または「ご利用中のプラン詳細」を選択します。 - 手続きページへ進む
画面下部の「その他のお手続き」または「解約する」をクリックします。 - 確認事項に同意して完了
解約理由を選択し、確認事項にチェックを入れ、「手続き完了」を選べば解約完了です。
■ 解約時の注意点
・SIMカードの返却が必要（物理SIMの場合）
物理SIMカードを使用している場合は、解約後に楽天モバイル指定の住所へ返却が必要です。
【返送先】
〒143-0006 東京都大田区平和島3-5-1 B棟2F 楽天モバイルSIM返却係
eSIMの場合は返却不要です。
・MNP予約番号の取得について
他社へ乗り換える場合は、解約前に「MNP予約番号」の取得が必要です。My楽天モバイルから即時発行可能です。
・楽天リンクアプリの通話履歴・メッセージ削除
解約後はRakuten Linkアプリが使用不可となるため、必要に応じて履歴やメッセージのバックアップをしておきましょう。
■ 楽天モバイル解約のメリット・デメリット
【メリット】
・違約金が発生しないため、いつでも解約可能
・オンラインで完結、店舗に行く必要がない
・月末で自動解約され、日割り料金が発生しない
【デメリット】
・SIM返却の手間（物理SIMの場合）
・MNP予約番号の発行を忘れると番号が失効
・通話・SMS履歴の引き継ぎができない
■ 解約後のおすすめ乗り換え先（比較）
| キャリア | 月額料金 | データ容量 | 通話オプション | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ahamo | 2,970円 | 20GB | 5分通話無料 | ドコモ回線の安定性が魅力 |
| povo | 0円〜都度課金 | トッピング式 | 有料通話 | 自由度が高く低コスト運用可能 |
| LINEMO | 990円〜 | 3GB/20GB | 5分通話無料 | ソフトバンク回線＋LINE連携 |
乗り換え先は通信エリアや通話スタイルに合わせて選ぶのがポイントです。
■ よくある質問（FAQ）
Q. 解約月の料金は日割りになる？
A. 楽天モバイルは「日割りなし」。月の途中で解約しても1か月分満額請求されます。
Q. 端末はそのまま使える？
A. SIMフリー端末ならそのまま使用可能。楽天モバイルで購入した端末はSIMロックフリーです。
Q. 楽天ポイントはどうなる？
A. 解約後も楽天会員であればポイントはそのまま使えます。
■ まとめ
楽天モバイルの解約は、数分で完了する簡単なプロセスですが、MNP予約番号の取得やSIM返却など、事前に押さえておくべきポイントがあります。
違約金は一切かからず、解約の自由度が高いのは楽天モバイルの大きな魅力です。乗り換え先も豊富にあるので、自分の利用スタイルに合ったプランを選びましょう。
■ 解約前に確認したい3つのこと
- MNP予約番号を取得したか？
- Rakuten Linkの履歴はバックアップ済みか？
- 物理SIMは返却するか？
